「競輪って、なんとなく自転車レースだよね…でも具体的にどういうルールなの?」
WINTICKETで競輪に興味を持ったものの、最初はこういう疑問から始まりますよね。わたなべも競輪を始めたころ、「ライン」「グレード」「級班」といった言葉の意味が全然わからなくて、最初の数ヶ月は完全に感覚だけで買っていました。ルールを理解してから見ると、レースがまったく別物に見えますよ。
この記事では「競輪って何?」というところから、グレード制度・級班制度・ラインの仕組みまで、WINTICKETを使う前に知っておきたい基本ルールをまとめました。読み終えたら、レースを見たときに「なんとなく展開が読める」ようになるはずです。
競輪とは?4大公営競技のひとつ
競輪は、競馬・競艇・オートレースと並ぶ「4大公営競技」のひとつです。プロの自転車選手(競輪選手)が専用のコース(バンク)を走り、着順を予想して車券(投票券)を購入する公営ギャンブルです。
発祥は1948年の北九州市(小倉)で、今年で78年目になる歴史ある競技です。最高時速は60km以上に達し、迫力は生で見ても、WINTICKETのライブ映像で見てもかなりのものです。
レースの基本的な流れ
バンクの種類(3種類)
競輪のコースは「バンク」と呼ばれます。バンクには3種類の周長があります。
| バンク周長 | 特徴 |
|---|---|
| 333m | コーナーが急。スピードが出やすく、逃げが有利になりやすい |
| 400m | 最も多い標準的なサイズ。バランスが取れている |
| 500m | コーナーが緩やか。差し・捲りが決まりやすい |
WINTICKETで投票するとき、レース詳細画面にバンク周長が表示されます。覚えておくと脚質の読みに役立ちます。
車立て(出走人数)
競輪は1レースに7人または9人が出走します。
- 7車立て:FI・FIIのほぼ全レースで採用。3連単の組み合わせは210通り
- 9車立て:GP・GI・GIIなどグレードレースが中心。3連単は504通りで荒れやすい
現在(2020年〜)はFI・FIIのほとんどが7車立てに移行しています。古いサイトの情報が「9車立て前提」で書かれている場合があるので注意してください。
「ライン」の仕組み
競輪で最も特徴的なルールが「ライン」です。競輪は個人競技ではなく、同じ地区・同期の選手が一時的なチーム(ライン)を組んで走ります。

ラインの役割分担
ラインの中には、役割が決まっています。
- 先行(逃げ型):ライン先頭で全力疾走し、風を切って走る選手。体力を一番使う
- 番手:先行のすぐ後ろを走る選手。先行の風よけの恩恵を受けながら最終直線で差す
- 3番手以降:番手の後ろを追走。ライン全体で上位独占を狙う
わたなべはこの役割分担を理解する前、番手の選手がなぜ毎回先行より後ろにいるのか意味がわかりませんでした。「単純に遅いんじゃないの?」と思っていたんですが、番手は意図的に後ろにいるんですよね。これを知ってから、レースの「展開」が読めるようになりました。
なぜラインを組むの?
時速60kmで走る選手にとって、空気抵抗(風圧)は大きな負担です。前の選手が風よけになることで、後ろの選手は体力を温存できます。先行選手がスパートしたとき、後方のライン仲間がついて来られるのはこの仕組みのおかげです。
ラインの読み方
出走表の「登録府県」を見ると、同じ地区の選手がラインを組んでいることが多いです。例えば、埼玉・東京・神奈川の選手は「関東ライン」を組むことがよくあります。
ラインが長いほど有利とされています。「先行+番手(2人)」より「先行+番手+3番手(3人)」のラインのほうが後方でも風よけの恩恵を受けられるからです。
グレード制度(6段階)
競輪のレースには格付けがあり、GP〜FIIの6段階で区分されています。

| グレード | 名称 | 特徴 |
|---|---|---|
| GP | KEIRINグランプリ | 年1回12月開催。最強選手9名が集う最高峰 |
| GI | グレード1 | 全日本選抜・高松宮記念杯・競輪祭など |
| GII | グレード2 | サマーナイトフェスティバルなど |
| GIII | 記念(グレード3) | 各地の記念競輪(〇〇記念) |
| FI | 特別競輪(F1) | 全競輪場で定期開催 |
| FII | 普通競輪(F2) | 最も開催数が多い |
グレードが高いほど出走選手の実力が揃っており、予想の難易度も上がります。初心者のうちはFI・FIIから入るのがおすすめです。WINTICKETのレース一覧でグレードが確認できます。
級班制度(6階級)
競輪選手には実力に応じた「級班」があります。S級S班〜A級3班の6階級で、直近4ヶ月の競走得点によって年2回(4月・10月)入れ替えが行われます。

| 級班 | 人数目安 | ポイント |
|---|---|---|
| S級S班 | 9名のみ | GPに出場できる最高位。日本最強9名 |
| S級1班 | 約100名 | GI・GIIで活躍する上位選手 |
| S級2班 | 約170名 | GIIIや特選レースの常連 |
| A級1班 | 約500名 | S級昇格を目指す中堅 |
| A級2班 | 約700名 | 全国各地で活躍する中心層 |
| A級3班 | 約800名 | 新人・再入班選手が多い |
WINTICKETの選手情報に「S1」「A2」などの表記があります。これが級班です。S級同士のレースのほうが出走メンバーの実力が拮抗しており、予想のしがいがあります。
開催時間帯(4種類)
WINTICKETでは1日中競輪に投票できます。開催時間帯は4種類あります。
| 時間帯 | 開始目安 | 特徴 |
|---|---|---|
| モーニング | 8:30〜 | 朝から楽しめる |
| デイ | 10:30〜 | 最も多い開催形式 |
| ナイター | 15:30〜 | 夕方〜夜に開催 |
| ミッドナイト | 21:00〜 | 無観客で夜間開催 |
ミッドナイト競輪は深夜に無観客で行われ、WINTICKETでは仕事終わりに投票できる人気の時間帯です。
7車立てと9車立ての違い
初心者がとくに気をつけたいのが「車立て(出走人数)の違い」です。
7車立て(現在の主流)
- 3連単の組み合わせ:210通り
- ワイドの的中範囲:21通り
- 荒れにくく、実力が出やすい
9車立て(グレードレースに多い)
- 3連単の組み合わせ:504通り(約2.4倍)
- ワイドの的中範囲:36通り
- 組み合わせが多く、高配当が出やすい
「なぜ今日は配当が安いんだろう」と感じたときは、7車立てで実力通りに決まっている可能性が高いです。大きな配当を狙いたいときはグレードレース(9車)にチャレンジしてみましょう。
まとめ:まずここだけ覚えよう
難しそうに見える競輪のルールも、ポイントを絞ると意外とシンプルです。
- ラインを読む:同地区の選手がチームを組んで走る。長いラインが有利
- グレードを確認:GP→GI→GII→GIII→FI→FIIの順で格が高い
- 級班を見る:S1・S2はA級より強い。S級S班(9名)が最上位
- 車立てを把握:7車=210通り、9車=504通り。グレードが高いほど荒れやすい
- 時間帯を活用:ミッドナイト競輪は夜でも投票できる
- 競輪は4大公営競技のひとつで、プロ選手が時速60km超で走る
- 同地区の選手がラインを組む「チーム戦の要素」が最大の特徴
- グレード(GP〜FII)と級班(S級S班〜A級3班)で選手の格付けがある
- 現在の主流は7車立て(3連単210通り)。グレードレースは9車立て
- WINTICKETでモーニング〜ミッドナイトまで時間帯を選んで投票できる
次のステップとして、車券の種類や予想の方法も合わせて読んでみてください。
- 車券の種類(7種)と選び方ガイド:ワイド・2車複・3連単の違いと初心者向けの買い方を解説
- 競輪予想のコツ完全ガイド:ラインの読み方から出走表の見方まで





