WINTICKETで車券を買おうとすると、投票画面に「BOX」「ながし」「フォーメーション」という3つのタブが並んでいます。
わたなべも最初は「何が違うんだろう?」と思いながら、よくわからないまま「BOX(ボックス)」をとりあえずタップして全組み合わせを買っていました。でもそれで的中しても、買い目が多すぎて「トリガミ(的中したのに購入費用が配当を上回ってマイナス)」になることが続いて、「これは絶対に効率が悪い」と気づきました。
買い方を変えてから、同じ予算でも的中したときに利益が出るレースが増えた実感があります。
この記事では、3パターンの仕組みと具体的な点数・金額のシミュレーション、「どの場面でどれを使えばいいか」をわかりやすく解説します。
3つの買い方とは?
まず3パターンの概要を整理します。

| 買い方 | 仕組み | 点数 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| ボックス | 選んだ選手の全組み合わせを購入 | 多め | 全展開をカバー |
| ながし(流し) | 軸を1〜2頭固定、ヒモは全員 or 指定 | 少なめ | 軸が確信できるとき |
| フォーメーション | 1着・2着・3着の候補を着順ごとに指定 | 自由 | 最も点数を絞れる |
3つとも3連単(3着まで順番通り当てる車券)で説明しますが、ワイドや2車単でも同じ考え方が使えます。
ボックス買い|全組み合わせを一網打尽にする買い方
仕組み
ボックスは「選んだ選手全員の着順の組み合わせを全て購入する」買い方です。
たとえば「1・2・3・4番の選手をボックス」と指定すると、この4人が1着・2着・3着に入る全パターンが自動的に購入されます。
3連単の場合、4人ボックスだと:
- 1着・2着・3着の組み合わせ = 24点(2,400円)
5人ボックスにすると 60点(6,000円)、6人ボックスだと 120点(12,000円) と一気に増えます。
メリットとデメリット
メリット
- 選んだ選手の中で上位3人が入れば絶対的中
- 展開を読まなくていい
デメリット
- 点数が多く、コストが高くなりやすい
- 的中しても「トリガミ」になりやすい
トリガミとは:的中したのに、購入した全車券の合計額より配当が低い状態のこと。たとえば4人ボックスで2,400円使って的中したのに、配当が1,800円だと600円マイナスになります。
ボックスが向いている場面
- 荒れそうなレース(人気が割れていて3連単の配当が高そうな場合)
- 強い選手が4〜5人いてどの組み合わせも来そうなとき
- 「とにかく当てる楽しさを体験したい」初心者(ただしワイドのほうが費用は安い)
ながし(流し)買い|軸を固定してコストを絞る
仕組み
「ながし」は「軸」と「ヒモ」という考え方を使います。
- 軸:「この選手は絶対に〇着に入る」と確信している1〜2頭
- ヒモ:残りの候補選手
たとえば「1番の選手を1着に固定して、2着・3着は2〜7番のどれか」という指定になります。
3連単の「1着軸流し(1着:1番 / 2着・3着:2〜7番の6人)」の場合:
- 2着・3着の組み合わせ = 6人の中から2人を順番あり = 30点(3,000円)
※ 全ヒモ流しだと点数が多くなるため、「2着・3着の候補を5人に絞る」などの工夫が有効です。なお、ながしは「1着軸」だけでなく「2着軸」「3着軸」も選択できますが、初心者には「1着に確信がある選手を固定する1着軸」が最もシンプルで使いやすいです。
メリットとデメリット
メリット
- ボックスより点数を絞れる
- 軸が当たれば的中しやすい
デメリット
- 軸が外れると0円
- 軸の選び方が全てを決める
ながしが向いている場面
- 「この選手は絶対に上位に来る」という軸が1人いるとき
- 競走得点(直近4ヶ月の平均成績を数値化した指標)で8点以上リードしている選手がいるとき
- GI・GII開催で強い選手が際立っているとき
フォーメーション買い|着順ごとに候補を指定する最上級の方法
仕組み
フォーメーションは「1着の候補」「2着の候補」「3着の候補」をそれぞれ別々に指定します。
たとえばこう指定します:
- 1着の候補:1番・3番(2人)
- 2着の候補:1番・3番・5番(3人)
- 3着の候補:2番・4番・6番・7番(4人)
このフォーメーションで生まれる組み合わせは最大 2×3×4 = 24点 ですが、「1着と2着に同じ選手が来る」などの重複(同一選手が複数着に入ることはない)は自動的に除外されるため、実際は10〜18点程度に絞れます。
メリットとデメリット
メリット
- 3パターンの中で最も点数を効率よく絞れる
- 「1着は強い選手2人のどちらか・3着は穴選手も狙う」など細かく設定可能
- 的中したときの回収効率が高い
デメリット
- WINTICKETの操作が少し複雑
- 予想の精度が求められる
フォーメーションが向いている場面
- 上位2〜3人の実力がほぼ読めているとき
- 「1着と2着の候補は絞れているが、3着は少し広く取りたい」というとき
- 点数のコントロールにこだわりたいとき
場面別おすすめの選び方

実際のレース予想でどれを選べばいいか、2つの質問で判断できます。
質問1:軸(確信できる選手)は何人いますか?
- →「1人だけ」なら ながし(その選手を1着軸に据える)
- →「2〜3人いる」なら次へ
質問2:荒れそうなレース(大穴狙い)ですか?
- →「大荒れを狙いたい」なら ボックス(全展開カバー)
- →「順当に決まりそう」なら フォーメーション(点数を絞る)
WINTICKETでの操作方法
投票画面を開くと上部に「BOX」「ながし」「フォーメーション」の切り替えタブがあります。
- BOX:選手番号をタップするだけで全組み合わせが自動計算される
- ながし:「軸」と「ヒモ」を別々に指定。軸は選手番号の左端のアイコンで設定
- フォーメーション:1着候補・2着候補・3着候補をそれぞれ別の行で指定
フォーメーションは最初は少し戸惑いますが、1〜2回操作すれば感覚でわかるようになります。
具体的な金額シミュレーション(3連単の場合)
同じ選手(1〜5番)を使った場合の比較です。
| 買い方 | 設定 | 点数 | 費用(1点100円) |
|---|---|---|---|
| ボックス | 5人BOX | 60点 | 6,000円 |
| ながし | 1着:1番 / 2・3着:全員 | 12点 | 1,200円 |
| フォーメーション | 1着:1・2番 / 2着:1・2・3番 / 3着:3・4・5番 | 約10点 | 約1,000円 |
同じ予算5,000円で続けることを前提にすると:
- ボックス: 約1回分(1レースで使い切り)
- ながし: 約4〜5レース楽しめる
- フォーメーション: 約5レース楽しめる
長く楽しむ・的中したときの回収効率を上げるという観点では、ながし>フォーメーション>ボックス の順でおすすめです。
トリガミを防ぐポイント
どの買い方でも「トリガミ(的中なのにマイナス)」には注意が必要です。
トリガミが起きやすい状況
- 人気上位の組み合わせを大量に購入した場合(低配当 × 多点数)
- ボックスで点数が多すぎる場合
防ぐコツ
- 購入前に「最低配当がいくらか?」を確認する(WINTICKETの投票画面でオッズ確認可)
- 点数を増やすなら「配当が高そうなレース(人気が割れている)」で
たとえば3連単を10点買う場合:
- 最低配当が2,000円(200倍)→ 10点 × 100円 = 1,000円投資 → 的中で2,000円 → 1,000円プラス
- 最低配当が500円(50倍)→ 10点 × 100円 = 1,000円投資 → 的中で500円 → 500円マイナス(トリガミ)
購入前にオッズを確認する習慣をつけましょう。
まとめ:迷ったらながしから始めよう
- ボックス:全組み合わせをカバーするが点数が多く費用がかかる。荒れ狙い・展開が読めないときに
- ながし(流し):軸を固定して点数を絞る。「この選手は強い」と確信できるときに
- フォーメーション:着順ごとに候補を指定する最も効率的な買い方。上位2〜3人が読めるときに
初心者ならまずながしから試してみることをおすすめします。「1着軸 × 全ヒモ」というシンプルな組み方が体に染み付いたら、次はフォーメーションへのステップアップを狙いましょう。
いずれの買い方も「絶対に当たる」保証はありません。あくまで参考として、自己責任で楽しんでください。
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