WINTICKETで「松戸」のレースを見かけたことはありますか?競輪祭(GI)が開催されることでも知られる、関東屈指の名門場です。
わたなべが松戸競輪場で最初に驚いたのは、「競走得点で圧倒的に強い先行選手が、ゴール前で差し切られてしまう」という場面でした。「なんで?」と調べてみたら、みなし直線が58.9mと関東で最も長いバンクのひとつで、「差しが届きやすい構造」になっていることがわかりました。それからは松戸のレースでは先行選手の扱いを一段引き下げて予想するようになり、的中率が安定してきた感じがあります。
松戸競輪場の最大の特徴は2つ。ひとつは「マツナイト」という愛称で親しまれているナイター開催、もうひとつは400mバンクながらみなし直線が58.9mと関東トップクラスに長いバンク特性です。
この記事では、松戸競輪場のバンク特性から決まり手傾向、GI「競輪祭」の見どころ、予想のポイントまで、初心者の方にもわかりやすく解説します。
松戸競輪場の基本情報
松戸競輪場は千葉県松戸市に位置する400mバンクの競輪場です。1950年に開設された老舗で、特にGI「競輪祭」の開催地として全国の競輪ファンに知られています。
- 所在地: 千葉県松戸市五香西6-1-1
- 開設年: 1950年
- バンク周長: 400m
- みなし直線: 58.9m(関東の400mバンクでは長め)
- カント: 31°22′02″ ※カント=コーナーの傾斜角度。大きいほどコーナーを速く走れる
- バンク曲線: マッコーネル緩和曲線(日本の競輪場で最も一般的な曲線形状)
- ナイター: あり(「マツナイト」の愛称)
- 記念競輪: 競輪祭(GI)・松戸記念(GIII)
アクセスは新京成電鉄「五香駅」から徒歩約15分、または北総鉄道「松飛台駅」から徒歩約10分。開催日は無料シャトルバスも運行されます。無料駐車場もあります。
バンクの特徴|みなし直線58.9mが差しを生む

松戸競輪場のバンクで最も重要なのが、みなし直線の長さ(58.9m)です。
「みなし直線」とは、コーナーの出口から最後のコーナー進入前までの直線距離に相当する数値。これが長いほど、後方から追い込む選手がスピードを乗せてスパートできる時間が増えます。つまり「差し・捲りが届きやすいバンク」ということです。
関東の400mバンクで比較すると、松戸の58.9mが最も長い部類に入ります。
| 競輪場 | みなし直線 | 特性 |
|---|---|---|
| 松戸 | 58.9m | 差し・捲りが届きやすい |
| 立川 | 58.0m | 差し有利 |
| 取手 | 54.8m | やや差し多め |
| 平塚 | 54.2m | 標準的 |
| 西武園 | 47.6m | 番手有利 |
| 千葉 | 47.0m | 先行天国 |
同じ関東の400mバンクでも、千葉(47.0m)と松戸(58.9m)では約12mの差があります。「千葉は逃げ天国、松戸は差しが決まる」と覚えておくだけで予想の精度がかなり変わります。
決まり手の傾向|差しと捲りで7割以上

松戸競輪場の決まり手(過去レースの集計)を見ると、差し(45%)と捲り(30%)が合わせて75%を占めます。逃げ切りは約25%と400mバンクの中では少なめです。
1着の決まり手目安
- 差し: 約45%
- 捲り: 約30%
- 逃げ: 約25%
先行選手が逃げ切るには「みなし直線が短い場所」が有利。松戸は逆で直線が長く、ゴール前で後続の差し・捲りが届きやすい構造です。
2着の決まり手はマーク(番手選手の決まり手)が多め。先行選手の後ろを走る番手選手が2着に残るケースが多い。つまり「強いラインの1番手と2番手(番手)の組み合わせ」が車券のベースになりやすいです。
マツナイト|関東ナイター競輪の代表格
松戸競輪場を語るうえで外せないのが、「マツナイト」の愛称で親しまれているナイター開催です。
松戸は関東エリアで最も歴史のあるナイター競輪場のひとつで、夜のレースを楽しみたいWINTICKETユーザーに人気があります。
- 19時台〜21時台のレースが多い(仕事終わりのWINTICKET観戦に最適)
- ミッドナイト競輪(21時〜、無観客)とは異なり有観客で行われる
- ナイター照明の影響でバンクの見え方・走り方が変わる選手もいる
WINTICKETのレース一覧で「松戸」「ナイター」と表示されているレースがマツナイトです。わたなべは仕事のあとに「今夜は松戸だ」とWINTICKETを開くことがよくあります。
競輪祭(GI)について|年末の大舞台
松戸競輪場は毎年11月に「競輪祭(GI)」を開催することでも知られています。
競輪祭はKEIRINグランプリ(年末の最高峰レース)への出場権がかかる最後のGI。全国のトップ選手が参戦するため、観客数・投票額ともに1年で最も盛り上がるレースのひとつです。
- S級S班を含む国内トップ選手が多数参加
- 配当が動きやすい(人気が1〜2選手に集中しやすい)
- ラインの組み合わせが通常以上に複雑になる
GI開催時は「普段の松戸の傾向(差し多め)」に加えて、選手個々の実力差がより大きく出やすくなります。開催グレードを確認して、GI特有のラインの読み方を意識して臨みましょう。
予想のポイント|「差し屋」と「番手選手」に注目
① 差し型の選手を素直に評価する
みなし直線が長いため、追込型・差し型の選手はスピードを乗せたまま直線に入れます。
WINTICKETの出走表で各選手をタップすると「成績詳細」画面に移ります。そこに表示されている「B回数」(バック先頭通過回数)が多い選手は捲り型、直近の着順で「差」の決まり手が多い選手は差し型です。松戸ではこういった選手の評価を上げる方が結果につながります。
反対に競走得点が高くても先行一辺倒の選手(H回数が多い選手)は、松戸では割引気味に見るのが無難です。
② 番手選手を2着候補として意識する
2着にマーク(番手選手)が残るケースが多いため、強いラインの2番手の選手を2着候補に組み込みやすいです。特にラインの1番手が強い場合は「1番手+番手」のワイドが狙いやすい。点数を絞りたいときに有効な型です。
③ GI開催中は人気が偏りやすい
競輪祭などGI開催時は全国の注目が集まり、有名選手に人気が一点集中します。オッズが歪むので、ラインと競走得点のバランスを冷静に確認してから購入しましょう。
④ 捲り選手も侮れない
捲り(後方から一気に追い上げる決まり手)も約30%と多め。B回数が多い選手が後方にいる場合は「捲り→差し」の展開も意識しておくと3連複の点数を効率よく組めます。
松戸での基本の車券:強いラインの1番手を1着軸に、番手選手や差し型・捲り型選手をヒモに組んだワイドまたは3連複が入りやすいです。あくまで参考として、自己責任でお楽しみください。
アクセス・施設情報
アクセス
- 新京成電鉄「五香(ごこう)駅」徒歩約15分
- 北総鉄道「松飛台(まつひだい)駅」徒歩約10分
- 無料シャトルバス(開催日のみ運行)
- 無料駐車場あり
施設情報
- 入場料: 無料(場外発売時)/ 開催日は100円程度(要確認)
- スタンド: メインスタンド、ナイター照明完備
- 飲食店: 場内に軽食・弁当販売あり
- WINTICKETからの利用: 現地に行かなくてもオンラインで投票可能
まとめ|松戸競輪場の予想で押さえるべきこと
松戸競輪場は「関東ナイターの代表格・マツナイト」と「GI競輪祭」という2つの顔を持つ名門場です。
- みなし直線58.9m=差しが届きやすい:先行選手の逃げ切りが少なく、差し・捲りが決まりやすい
- 番手(2番手)が残りやすい:ラインの2着候補として番手選手を素直に評価する
- 捲りも30%と多め:B回数が多い選手が後方にいる場合は展開を意識する
- GI開催時は人気が偏りやすい:オッズをよく確認してから購入する
「差しが多い」という点は千葉競輪場(先行天国・みなし直線47.0m)と正反対です。千葉と松戸は隣り合う県ながらバンク特性は全く異なるので、同じ予想スタイルで臨まないことが大切です。
夜にWINTICKETで楽しみたい方はぜひ「マツナイト」の松戸をチェックしてみてください。差しが届きやすいバンクは、後半に向けて逆転の展開も多く、見ていて飽きないレースが続きます。
- 千葉競輪場ガイド:先行天国のみなし直線最短バンク
- 立川競輪場ガイド:全国唯一のレムニスケート曲線
- 競輪予想のコツ完全ガイド:ライン・脚質・バンクを組み合わせた予想術





