WINTICKETで「川崎」のレースを予想するとき、「先行選手が強そうだからそのまま逃げ切るだろう」と思って外すことはありませんか。川崎競輪場は400mバンクなのに、先行選手が思った以上に逃げ切れないんです。
わたなべが最初に気づいたのは「川崎では番手(先頭選手の直後の2番手)の選手がよく1着になる」ということでした。先行選手がハナを切ってリードしても、最終コーナーを抜けた後の直線でその直後の選手にかわされてしまうケースが多い。調べてみると、川崎のカント(コーナーの傾斜)は32°10′という400mバンクとしてはかなり急な角度で、コーナーで速度が上がり後続が勢いをつけて差しやすい構造になっていました。
差しの出現率は約46%。400mバンクの全国平均が33〜34%程度ですから、川崎は差しが12ポイントも高い。「川崎では番手選手と差し型の追込選手を重視する」という意識に切り替えてから、予想がかみ合ってきました。
この記事では、川崎競輪場のバンク特性・決まり手傾向・具体的な予想のポイントを初心者の方にも分かりやすく解説します。
川崎競輪場の基本情報
川崎競輪場は神奈川県川崎市に位置する400mバンクの競輪場です。GIII「アーバンナイトカーニバル」の開催地として知られ、ナイター開催(かわさきナイター)も実施しています。
競輪は複数の選手が同じ地区・チームのような協調関係「ライン〈地域や選手間の協力関係。ライン内で役割分担して走り、互いに有利なレース展開を作る〉」を組んで走ります。ラインの先頭が前に出て引っ張り(先行型)、その直後の2番手を「番手」と呼びます。川崎で重要なのがこの番手の選手です。
- 所在地: 神奈川県川崎市川崎区富士見1-5-1
- バンク周長: 400m
- みなし直線: 58.0m(全国平均54.4mより長め) ※みなし直線=最終コーナー終了点からゴールまでの仮想直線距離
- カント(センター部): 32°10′14″ ※カント=コーナーの傾斜角度。大きいほどコーナーを速く走れる
- ナイター: あり(かわさきナイター)
- 記念競輪: GIII アーバンナイトカーニバル
アクセスはJR線・京急線「川崎駅」から徒歩約15分。無料送迎バスも開催日に運行されます。
バンクの特徴|カントがきつく・みなし直線が長い「差し有利」の構造

川崎競輪場のバンクを理解するには、2つのポイントを押さえておく必要があります。
① みなし直線58.0m(400mバンクとして長め)
みなし直線は最終コーナーを抜けてからゴールまでの仮想直線距離。58.0mは400mバンクの全国平均(54.4m)より約4m長く、後続選手がゴールまでに追い込める距離が多い。これだけでも「差しが届きやすい環境」です。
② カント32°10′14″(400mとして急な傾斜)
カントが急だとコーナーでスピードが上がりやすくなります。後続の選手がコーナーで速度を乗せたまま最終直線に入れるため、前の選手との差をぐっと縮めやすくなる。「カントがきつい → コーナーでスピードを維持できる → 後続が差しやすくなる」という仕組みです。
| バンクの特性 | 数値・特徴 | 予想への影響 |
|---|---|---|
| バンク周長 | 400m | 標準的なバンク |
| みなし直線 | 58.0m(全国平均+3.6m) | 後続が追い込む距離が長い |
| カント | 32°10′14″(400mとして急) | コーナーで速度が上がり差しやすい |
| 差し出現率 | 46%(全国平均+12%) | 番手選手が1着を取りやすい |
決まり手の傾向|差し46%が突出している

川崎競輪場の1着決まり手を集計すると、差しが約46%と圧倒的。400mバンクの全国平均は33〜34%ですから、川崎の差しは12ポイント以上高い水準です。
1着の決まり手目安(全国400m平均との比較)
- 差し: 約46%(全国平均34%より+12%) ← 全国最多クラス
- 捲り: 約30%(全国平均33%とほぼ同水準)
- 逃げ: 約24%(全国平均33%より-9%)
2着の決まり手を見ると、マーク(番手選手の決まり手)が38%と最多。「先行型選手が先頭で引っ張り、その直後の番手選手が差して1着」という展開がパターン化しています。
「差しが多い」と言うと「追込型が強い」と思われがちですが、川崎の場合は少し違います。ラインの先頭(先行型)が引っ張り、その直後の番手(2番手)が差すという展開が多い。つまり「ライン内の先頭+番手の1着・2着入れ替わり」が定番の展開です。捲り(外から一気に加速して抜く決まり手)は捲りに入るタイミングが難しく、差しほど決まりません。
予想のポイント|「番手選手」と「ライン内の差し型」を重視
川崎競輪場での予想の組み方を整理します。
① 番手選手を1着候補として重視する
「強いラインの先頭選手が先行 → 番手が差して1着」という展開が多いため、番手選手の評価を上げるのが基本です。
WINTICKETの出走表でラインを確認し、先頭を務める先行選手の直後に位置する番手選手を積極的に軸候補にしてみてください。先頭選手は力強く先行できるが最後に番手に差されやすい、という理解が川崎予想の土台になります。
② 差し型の追込選手も有力候補
別のラインから差しに来る選手も差しが届きやすい。WINTICKETの選手詳細で直近の成績を見て「差」の決まり手が多い選手は川崎では評価を上げて考えます。
③ 捲りは割引気味に
捲りに得意な選手の目印は「B回数〈最終周のバックストレート(裏直線)を先頭で通過した回数。多いほど後方から一気に加速する捲り型〉」の多さです。ただし川崎は捲りが決まりにくい傾向があります。急なカントがかえって外から一気に追い抜くタイミングを合わせにくくするため、B回数が多い選手でも「川崎では捲りが出にくいかも」と一段引き下げて見るのが無難です。
川崎での基本の車券:強いラインの先頭選手を2着以内の相手として残しつつ、番手選手を1着軸に置いたワイド(2頭が2着以内に入れば的中の車券)がベースです。WINTICKETのレース画面で「ワイド」を選択し、番手選手の番号と先頭選手の番号の2点を選ぶだけで購入できます。慣れてきたら3連複(3頭の着順不問で的中)に移行すると配当の幅が広がります。あくまで参考として、自己責任でお楽しみください。
かわさきナイター|夜のWINTICKET観戦の定番
川崎競輪場のナイター開催(かわさきナイター)は、都内からアクセスしやすい立地から仕事帰りのWINTICKETユーザーに人気があります。
- 夕方〜夜にかけてのレーススケジュール
- ミッドナイト競輪(無観客)とは異なり有観客で行われる
- 都心(川崎駅)から近く、現地観戦もしやすい
WINTICKETのレース一覧で「川崎」「ナイター」と表示されているレースがかわさきナイターです。
アクセス・施設情報
アクセス
- JR東海道線・京浜東北線、京急本線「川崎駅」から徒歩約15分
- 無料送迎バスあり(開催日のみ、川崎駅東口から)
施設情報
- 入場料: 無料(場外発売時)/ 本場開催日は別途確認
- スタンド: メインスタンド、ナイター照明完備
まとめ|川崎競輪場で予想する際の3つのポイント
川崎競輪場は「400mバンク・みなし直線58m・カント32°」という差し有利な構造を持つ競輪場です。
- 番手選手を1着候補として重視する:差しが46%の最多クラス。先頭が引っ張り、番手が差して1着を取るパターンが多い
- 差し型の追込選手も有力:別ラインから差しに来る選手も届きやすい。直近の決まり手で「差」が多い選手を探す
- 捲りは割引気味に:捲りが決まりにくいバンクのため、B回数が多い選手でも川崎では一段下げて見る
「川崎では番手選手を軸に」というシンプルな原則を守るだけで、他の競輪場よりも予想がすっきりまとまります。
- 競輪場ガイド一覧:全国各競輪場のバンク特性をまとめて確認
- 競輪の脚質とは?先行・追込・両の違い:先行・番手・追込の役割を基礎から解説
- 競輪予想のコツ完全ガイド:ライン・脚質・バンクを組み合わせた予想術





